こんばんは。
しまです。
一昨日の日曜日、一年振りの
ピアノの発表会!!
でした。
もう今回は、練習開始当初から
「こ、これは、間に合わないかも。。。。」
なくらい、私だけでなく、先生も途方に暮れるほどの弾けなさ具合で、ギリギリまで参加表明を待っていただいていましたが、
エイヤッ
と参加してきましたよ。
がんばった。
何気に必死で練習しました。
普通、ピアノのレッスンって、週1回(月4回)だと思うんですが、先生にお願いして、月2回にしていただいているんです。
無理のないペースで、出費も抑えて進めたいから。
つまり、人より半分のレッスン量なわけで、いまだに通常のレッスンは「バイエル」やってるんですよ。滝汗;
レッスン回数が少ないので、早めから発表会の練習をしないと、ということで、正月明けから曲の選定にかかり、なんとか弾きたい曲と弾けそうな楽譜の一致を見たのが、確か1月半ば。
そこから譜読みを始めたんですけど、まあ、びっくりするほど弾けなくて弾けなくて、冷や汗かきまくりでした。
先生も、いついつまでに何ができるようにならないといけない、という、スケジュールメモを出してきて、
「レッスン回数を増やしましょうか?」
と言ってくれたぐらいで。。。。。
でも、無理すると他にしわ寄せが来るので、「レッスン回数は変えず、家でがんばります」と言って毎日わずか30分前後ずつですが、こまめに、地道に練習してきました。
5月の段階でも、演奏スピードは遅めで、あちこちでつっかえてまともに一曲弾ききれないありさまで、去年よりひどかったんです。
でも、参加すると言ったからには、「(つたなくても)人様に聞いていただける(嫌な感じなく聞いていただける)くらいの演奏にならなくては」と思って、がんばりました。
去年は、練習の時はまあまあ、つっかえることがあっても5月ごろにはほぼ通して弾けるくらいになってたんですが、発表会当日にズタボロに引っかかりまして、大変な演奏となってしまいました。
自分の分析では、椅子の位置をきちんと確認していなかった、というのが一番大きな原因でした。(他にも細かいことはあると思うけど)
そこで今年は、椅子については特に「ピアノとの距離、ピアノに対して真ん中の位置、高さは自分が弾くのにちょうどいい高さ、腰掛ける位置は椅子の手前側に」と、細心の注意を払いました。
また、毎日弾いているのに毎回何処か引っ掛かって止まってしまうのが悩みの種でした。結構何箇所もつっかえるのです。それもいろんな場所で。
これについては、飛んでしまうところで概ね目が楽譜から離れていることに気がつきまして、
「常に弾いているところの1小節前を見る(見続ける)」を徹底して練習しました。
ただ、この練習は、やり始めたのがほんと、6月に入ってからだったんですよ。滝汗;
どうしてもこのままだと満足のいく演奏ができない、ってんで、必死で考えました。
あと、ぼんやり引くのをやめて、気になるところは、「ここはドミソって弾くんだな」とか、「この和音の指の位置は右がこうで左がこうだな」とか、意識して覚えるようにしました。
もうひとつ問題があって、家で弾くのは電子ピアノなので、いい加減な弾き方でも音が鳴ってしまうんですね。
その弾き方で先生の家のグランドピアノを弾いても、「スカッ」と音が抜けてしまうんですよ〜〜〜っ。
これも、意識して「本物のピアノで音が出る弾き方」を心がけました。
もう、6月に入ってからは必死で改善、改善、改善、に努めた結果、
発表会前の2日間の最後の猛特訓で、なんと、スピードは規定の速さをクリアできるようになり、毎回つまづいてた演奏が、連続2回くらいはつまづかずに弾けるようにまでなったんです。(涙目)
発表会前の2日間の、ギリギリでやっと「ここ」ですよ。
全く余裕がありません。
本当なら、10回弾いて10回とも止まらなければ間違いないよね、くらいな気持ちなのに、せいぜい続いて2回です。
きっと本番では、どこか間違うかつっかえます。
あとは、間違ったり、止まってしまったときにどこでリカバリするかを抑えました。笑
最後の2日間は、本当に自分なりの猛特訓でした。
と、言っても、弾きまくったわけではなく、短い時間(いつもよりは多めだけど)ポイントを抑えまくった猛特訓をやりました。
迎えた発表会当日、
リハーサルで途中つっかえました。
リハーサルは3分しかなかったので、椅子について先生と話し、弾き始めて途中で時間がなくなりました。
そして、いよいよ本番、曲のテンポを頭でカウントし、弾き始めましたよっ。
落ち着け、落ち着け。
リハーサルの時は、だんだん指が震えてきて、老眼の目が(多分緊張で)ぼやぼやして譜面を見づらくなってきたので、そこ、気をつけました。
リハーサルの時と同じところが突っかかりました。
でもすぐリカバリできました!!
そして、そしてですよ。
なんと、突っかかったのここだけで、最後まで弾ききることができました〜〜〜〜!
やった〜〜〜〜。
よかった。
聞いてくれてる人に(そんなに)不快な演奏にならなかった〜〜〜。(と、思う)
自分でも、弾ききれて驚きました。
ポイントを絞って練習するって、ものすごい大事だと、改めて思いました。
舞台袖に戻ると、先生に、
「今までで一番よかった」
と言っていただけました。
これがもう、本当に嬉しかったです。
ひとつ、経験値が上がりました。
実は、去年は大人の人だけでの発表会でした。
大人の生徒さんが増えたから、ということで、初めて大人だけの発表会を先生が企画されました。
でも、今年は、私以外の大人の人は、全員辞退されたそうで、大人だけの発表会の開催はできなくなってしまいました。
そのため、子供に混じって一人だけ、大人の参加となりました。
子供に無様な演奏を見せるわけにはいかない、という気持ちもありました。
もちろん、演奏技術的には超初心者です。
でも、止まらずに弾けたと言うのは、自分にとって本当に大きな出来事で、嬉しい経験でした。
これ、普段のショップ運営にも同じことが言えるなあ、としみじみ思いましたよ。
ピアノで言うと、「間違えないように演奏しよう」「止まらずに演奏しよう」と思って練習するのでは、全然前に進まないんです。逆に、余計間違えちゃう感じがします。
「自分は間違えるんだ」と暗示にかけてる感満載になっちゃうんです。
間違えないようにするために今回気をつけたのは「常に弾いているところの1小節前を見る(見続ける)」です。
「間違えないようにしよう」と「思わない」ようにしました。
「千里の道も一歩から」
「○○円売り上げをあげよう」とだけ目標を立てても、そこに到達するのはとても難しいですが、そのためにすることとして、「1ヶ月に○○個出品しよう」という目標を立てると、実現可能性がグッと強まります。
一番手前、身近にできることを目標にするというのは、こういうことなのだと、今回のピアノ練習で実感しました。
よく耳にしていることでも、わかっているつもりでも、似た事例を実感すると、よりリアルに感じられますね。
そして、これ(↑出品)、私にとっては、なかなか手が進まないボトルネックとなっています。
まずはここをクリアし続けるために、どうすればより良いか、考えてみる必要があるなと感じました。
さて、発表会も終わりました。
また年末ごろまでは、ひたすらバイエルのレッスンに戻ります。
早く次のブルグミュラーに進みたいのですが、まだまだ遠い道のりです。
(つぶやきメモ:1610)